ワクチンはコロナ禍の世界を救えるか? ~ファイザー(PFE)が5~11歳のワクチン臨床データをFDAに提出
私事ですが、本日2回目のワクチン(ファイザー)を打ってきました。特に副反応などはありません。
会場の病院では20代の若者の姿も多く見られ順調な接種が進んでいるようです。日本の 新型コロナウイルスワクチン接種率は米国を抜き世界でもトップレベルとなっていますし、季節要因等もあり新規感染者数は収束していますね。また、世界各国でブースター接種(3回目)が開始され、また治療薬にも進展がみられるなど、菅総理が言っているように「明かりは見え始めている」ように思います。
ただ、日本でも米国でも 新型コロナウイルスワクチンの接種対象年齢は12歳以上となっており、子供から家庭内感染を通して大人に至るルートを抑え込むには11歳以下の子供への接種も必要なのではないかと思います。
9月28日、ファイザーは米食品医薬品局(FDA)に対して新型コロナウイルスワクチンの若年層(5~11歳)に対する臨床データを初めて提出しました。これまで、16歳以上についてはFDAに正式承認されており、11~15歳についても緊急使用が認められています。
5~11歳へのワクチン接種について、FDAへの緊急使用許可申請は数週間後になる見通しとのことですが、欧州医薬品庁(EMA)など他の規制当局への提出も計画している模様です。
インフルエンザのように、ワクチンを打って予防・重症化防止ができて、タミフルのような治療薬が確立することが新型コロナの克服につながると考えます。なので、ワクチンはコロナ禍の世界を救う重要な要素の一つであり、そのトップランナーであるファイザーの動向には引き続き注目していきたいと思います。