恐怖指数が30ポイント超え ~過去の実績や成功体験を引きずったポートフォリオ構成は見直しておくべき

VIX指数は、S&P500を対象とするオプション取引(満期30日)のインプライド・ボラティリティを元に算出されているため、向こう30日間におけるS&P500の予想変動範囲を表しています。株価下落局面ではボラティリティが拡大してVIX指数も上昇するため、投資家の恐怖を表す指数とされています。

チャートを見てもわかる通り、いったん上昇したVIX指数は6か月ほどかけて収束していくため、セリングクライマックスを推測できる指標としてタイミング投資に活用する方法もあります。

ただ、さらにチャートをよく見ると、2013~2019あたりの期間と比べ、2020~2022の期間のVIX指数は明らかに高い水準で推移しています。新型コロナウイルスの収束や、ウクライナ情勢が沈静化のタイミングで反発は入るにしても、インフレ下で金利上昇局面に入ったマーケットは長らく続いた超金融緩和局面とは全く異なります。過去の実績や成功体験を引きずったポートフォリオ構成は見直しておくべきでしょう。

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